| みなさん、こんにちは 「ハシムの世界史への旅」へようこそ ちょうど１年前の２００１年９月５日に「エジプト探検隊」として出発した当ホームページは、おかげさまで約１万ヒットを数えるまでになりました。特に、最近の半年に限ってみると、７０００ヒットを超える数となります。また、ここ数ヶ月は１日平均５０ヒットが平均値となっています。こんなに来てくださるとは思ってもみませんでした。ありがとうございます。 「エジプト探検隊」は２００１年８月の感動的なエジプト旅行がきっかけとなり、できました。エジプトは、面倒なことにおっくうなハシムにも、ホームページを作らせるほど魅力的なところでした。 開設当初は内容がエジプトだけだったので、サイト名も「エジプト探検隊」にしたのですが、エジプト以外にも広がってきたので、できるだけ名は体を表すようにとの願いも込めて、つい１週間ほど前にサイト名を変更しました。こうして、「ハシムの世界史への旅」へと生まれ変わりました。 これからも、様々なところに出かけていって、内容を充実させていきたいと思っています。次は、１０月にシルクロードの中心地＝ウズベキスタンです。ここも非常に魅力的なところだと思います。次の次はロシアを考えています。 百聞は一見に如かず 何事も十把一絡げではだめですよね。「イスラムは怖い」とかいう一言ですべてを終わらせてしまう人がいますね。でも、イスラムは一枚岩ではないと思います。エジプトのイスラム、トルコのイスラム、そして、今度行く中央アジア・ウズベキスタンのイスラム、、、イスラムといっても全然違うと思います。もちろん、同じ地域でも人によって違いますよね。「何でも見てやろう」精神で、多くの人にあって話もしてみたいと思っています。ただ、言葉の問題もあるので雰囲気を実感してみるのが精一杯かも知れませんが、、、。とにかく、本に書いてあることを自分の目と感覚で確かめたいと思います。行きたいところがいっぱいあって、いくら時間とお金があっても足りない感じがします。 ところで、２００１年９月５日にハシムのホームページは誕生したのですが、その直後９月１１日には、あの米同時テロ事件が発生しました。そして、その後アメリカは報復＝戦争と称して国際法や国連を無視してアフガニスタンの人々を殺戮しました。そして、現在も誤爆などで殺戮しています。現在、アフガニスタンでの被害者はアメリカ同時テロでの被害者数をはるかに上回っています。 アメリカはさらに、イラク攻撃をやろうと無謀な計画をしているようです。アメリカは既に米軍を置いている中央アジアの３カ国（ウズベキスタン・キルギスタン・タジキスタン）に恒久的に米軍を置き続け、この地域の資源の確保を狙っているように思えます。（このうち、ウズベキスタンには約１０００人の米兵がアフガンの後方支援ということで駐留しているようです。）ソ連崩壊後の空白を狙って中央アジアそのものの支配をも目論んでいるのでしょうか。 このテロと戦争の激動の１年間を振り返り、「ハシムの世界史への旅」では単に遺跡巡りだけに終わらせることはできない気持ちでいっぱいです。もちろん、平和がなければ旅行にも行けないといった、そんな個人的感情がまず先にあります。でも、それを抜きにしても、現代の蛮行とその結果を記憶にとどめたく、本サイトでも考えていきたいと思います。 「ハシムの世界史への旅」は、従って、「遺跡と現代への旅」ともなります。また、その「遺跡」自体も過去の姿そのままで残っているのではなく、何らかの歴史的・現代的変容を経て存在します。たとえば、２００１年３月にタリバンによって破壊されたアフガニスタンのバーミアン石仏。そんな極端な例を持ち出すまでもなく、破壊されてしまった遺跡、再建された遺跡、修復された遺跡、修復中の遺跡、これらはすべて歴史を踏まえて存在します。そんな機微にも思いを馳せていきたいと思います。 さらに、ハシムは現代の出来事そのものにも興味があります。大げさに言えば、この世界はこれからどうなるのか？ でも、一人でいきり立ってもなんになりません。そんな思いを秘めつつ、行く先々の国や地域の「遺跡」と「今」を本ホームページにとどめていこうと思っています。 出かけるから、ホームページを作るのか？ ホームページを作るから、出かけるのか？ 今のところ、その両方とも ＹＥＳ です。 ハシムにとっては、そのどちらも面白いことです。 そんなささやかな楽しみを奪ってしまう、アメリカによる戦争は御免です。 しかし、いくらアメリカ政府といえども、世論を無視してまで戦争はできないでしょう。アメリカの人々による冷静な判断を切に希望します。アメリカ人の命もアフガン人の命も共に尊いものです。アメリカの軍需産業だけを喜ばせる戦争にはハシムは反対します。 「ハシムの世界史への旅」に対して、みなさんから気軽にさまざまなご意見・ご感想をお寄せくだされば、うれしく思います。 |
これまでのごあいさつ（自己紹介に代えて）
