 １年を振り返って 最近の１年間で、およそ４万ヒットとなっています。１日平均１００人以上の方の訪問があることになります。この１年間で、なかでも一番反響が大きかったのは、「ロシア編」でした。個人だけでなく、旅行業者、出版社、そして、なぜかゲーム制作会社など各方面からのお問い合わせも多く、びっくりしています。 やはり、ロシアについては、これまでの旅行のなかで最も思い入れが強く、準備と制作に最も熱がこもっていたことも関係あるかもしれません。 自分史作り ＨＰ制作は、ひょっとすると、自分史作りでもあるように思います。実は、ページのあちこちに、さりげなく、まるで隠し絵であるかのように、自分自身の写真も貼ってあるんです（もう既にお気づきの方は、ありがたいことに、かなりの常連さんでしょうね）。また、当然、それぞれの時点での自分の考えで旅行記を書いてあるものですから、今読むと、その時々の自分の考えを思い出させてもくれます。このように、ＨＰ制作はその時々の自分を記録していくことであり、少し大げさに言えば、自分史づくりともなっています。 ところが、当ＨＰには、多くのＨＰにあるような自己紹介の欄はありません。もちろん、自己紹介するほどの人間ではないし、その必要も感じていません。自分自身もどんどんと進化（あるいは退化）していっているわけで、固定しているわけではありません。従って、自己紹介というのは、ほんとのところ、できないと思ってます。肩書き、出身校や趣味、好きな食べ物（笑）、好きな色（大笑）、好きなタイプ（爆笑）、、、、を紹介・掲載するのは当ＨＰに何の意味もないと思います。 当ＨＰに掲載の文章と写真そのもので、自己紹介に代えさせて頂きます。（それでも知りたい、なんていう奇特な方にとっては、実は、当ＨＰをあちこちご覧いただくことによって相当なところまで分かってしまうと思いますが・・・（苦笑）） 突然ですが、ＨＰっていうのは、その作者の死後はどうなるのかと考えることがあります。ＨＰは、残そうと思えば、永遠に残せるのですね。となると、ＨＰはひょっとすると、壮大な遺書と言えないことはありませんね。生前葬というのを聞いたことがありますが、ＨＰ上で文を書くことは生前葬のご挨拶を言っているようなものとも思えてきます。また、ＨＰ上に自分の写真を貼ることは遺影の準備です。ずいぶんと明る過ぎ、ふざけた遺影ばかりになりそうですが・・・（笑）。 数十年後には主人を失ったＨＰがあちこちに転がっていて、なぜかネットの中でだけ、お互いに交信しながら、まるで主人が生きているかのような奇妙な光景を想像したりします。実際、主人のいなくなったＨＰの内容を解析し、その人の思考パターンでＨＰの自動更新なんていうことも可能となっているような気もします。そんな途方もないことが頭に浮かんだりします。 なんだか、少し暗い話になりましたが、これもまた、２００４年９月現在の自分の心境であり、はからずも自分史の記録ともなってしまいましたね。 これから４年目に突入です。これからもネット社会で新しい体験をしようと思っています。 少しでも納得のいくＨＰ作り、そして、皆さんとの交流です。 皆さん、これからもよろしくお願いします！ |
