ナコンパトムはバンコクの西約６０㎞のところに位置しています。
ナコンパトムとは、“最初の都”を意味するようです。インドのアショカ王（紀元前３世紀）が仏教を布教するため
僧侶を派遣し、インドシナ半島で初めて仏塔を建て、最初に仏教が伝来した土地とされています。
ナコンパトムには、高さが１２７メートルの世界最大の仏塔で有名なプラ・パトム・チェディがあります。
このチェディのまわりをぐるりと一周してきました。お祈りをしている人や僧侶や寝釈迦仏に出会えました。
ナコンパトムはさらに、６～１３世紀にタイ中央部を支配した、モン族の
ドヴァーラヴァティ王国の首都としても栄えた都市である。しかし、１１世紀にはカンボジアに征服されている。
プラ・パトム・チェディは最初は今から１６００年ほど前にインド軍がここまで進出したときに建てられたという。
１１世紀にカンボジアによって破壊される。
その後、ラーマ４世が１８５３年に再建に着手。ラーマ５世の時代、１８７０年に完成した。
タイ王国 ＩＮＤＥＸ
