3度目のベトナム旅行　中部ホイアン・ミーソン・ダナン・フエ

3度目のベトナム旅行（中部ベトナム）
ホイアン・ミーソン・ダナン・フエ

【左】エアバスA321のシート配置は3-3。正味の飛行時間は5時間足らずですが、窓際だとトイレに不便そう。たまたま通路側だったのでよかったです。
　
今回の旅行で４回飛行機に乗りましたが（関西空港～ハノイ往復とハノイ→ダナン、フエ→ハノイ）、すべて機材は3-3シート配置のエアバスA321でした。

そして意外だったことは、４回ともすべて定時出発でした。ベトナム航空はネット情報によると遅延が多いとの噂がありましたが、一安心でした。というのも、行きも帰りもハノイでの乗り継ぎ時間が２時間ほどしかないので、遅延すると乗り継ぎに不安があったからです。

関空ではハノイ→ダナンの発券はされず、ハノイ・ノイバイ空港での再チェックインが必要でした。定時発着のおかげで余裕をもって乗り継ぎができて良かったです。
　ちなみに、関空～ハノイは往復ともに満席でした。

【右】機内食は和食か洋食を選べましたが、和食を選択。

【左】ハノイ・ノイバイ空港は首都の空港であるにもかかわらず、小さな空港です。１階の到着ロビーから２階のベトナム航空カウンターへ向かい、ここでダナン行きの搭乗券を手に入れます。

ちなみに、ハノイ→ダナン行きも満席でした。外国人観光客もいるようですが、ベトナム人のビジネスでの利用も多そうな感じでした。

ハノイは小雨が降っていました。翌朝のホイアンでは午前７時から９時過ぎまで小雨でしたが、その後晴れてきて、ずっと晴れか曇りの状態でした。気温も現地の天気予報によると、最低気温１８度～最高気温２８度で、散策に問題はありませんでした。

この時期（２月・３月）がベトナム中部のベストシーズンです。４月になると気温４０度を覚悟する必要があるようです。また、１１月には洪水の覚悟がいります。

【右】1時間ほどの搭乗なので機内食はなし。ミネラル・ウォーターが一本配られました。

ベトナム航空のＣＡ（キャビンアテンダント）

看板　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本物

【左】この等身大の看板はいたるところにあります。関西空港でも、ハノイ・ノイバイ空港でも、ダナン空港でも、フエ空港でも、そして、ベトナムの町中でも何度も見かけました。

【右】アオザイ姿のベトナム航空ＣＡ。丁寧な対応で感じが良かったです。

送迎係員が遅れる（怒）　　　お詫びに夕食を頂きました（笑）

　夕方５時半にダナン空港に到着しました。ダナン空港で送迎があるツアーを利用しました。空港出口で私の名前が書かれた紙を持って係員が待ってくれているはずです。他のお客さんは送迎員に導かれ、次第に消えていきます。

　ところが、私の送迎員はいくら探しても見つかりません。空港出口で待つ人はついに私一人になりました。私は右往左往しながら、空港職員に電話の場所を教えてもらったり、別の送迎員に事情を説明していました。しばらくすると、困っている私を見つけた別の送迎員が私に近づき、私は待っている人の名前を見せると、それは「私の友だち」だということで、その彼が親切にも携帯電話にかけてくれました。

　偶然の出会いが私を救ってくれました。遅れてやってきた送迎員は「時間を間違えていた」と言い訳しました。

　結局１時間近く空港出口で待たされましたが、こうしてやっと送迎員に出会うことができました。私は少し文句を言いました。それが態度で伝わったのでしょう。私の送迎係は、ずいぶん恐縮する様子を見せ、「お詫びにレストランへ連れて行きます」ということになったのです。ひょっとすると、彼の会社に今回のミスが報告されると、次から仕事がもらえなくなったりするのでしょうかね？

【左】
　ともかく、こうして私は予期せぬ夕食にありつくことになったのです。１時間遅れとなりましたが、レストランでホイアン郷土料理のセットメニューを頂くことになったのです。この際だからということで、ビールも注文させてもらいました（笑）。
トゥボン川沿いのおしゃれなレストランでした。

【右】まずでてきたのがこれ
上　ゴイ・クォン（生春巻き）
下　ホワイトローズ（米粉で作られた生地の上に、海老のすり身などが添えられている料理）

【左】次に出てきたのがこれ
上　チャー・ゾー（揚げ春巻き）
下　揚げワンタン

【右】そして
カオ・ラウ　米麺（具だくさんのうどんのようなもの）

ホイアンの三大名物と呼ばれる料理が、「カオラウ」「ホワイトローズ」「揚げワンタン」です。今回頂いたのは、そのセットメニューのようでした。

ホイアンの地ビールを注文しました。ビア・ラルー・エクスポート。ビア・ラルーはホイアンのビールというのではなく、ダナンに本社があるビール会社で、中部を代表するビールのようです。

送迎係が遅れてくれて良かったと思いました。思わぬご馳走にありつけたわけですから（笑）。

こんな小さなハプニングで始まった３度目のベトナム旅行、これからどうなるのでしょう。