ヴィリニュス：夕方の街歩き

夕方５時にはヴィリニュスのホテルに到着しました。ホテルは旧市街の中にあるので、街歩きには便利でした。
というわけで、７時の夕食までに２時間ほどあるのでホテル近辺を歩いてみました。 


聖テレサ教会

宿泊したヨーロッパロイヤルホテルから南に１００メートルほどのところにある聖テレサ教会。その背後の細い道には「夜明けの門」が見えています。 


聖テレサ教会と夜明けの門

 

聖テレサ教会内部

 

夜明けの門

ヴィリニュス旧市街にはかつて９つの門があったようですが、現在は「夜明けの門」しか残っていません。
手前左手から２階に上がる道があります。２階には小さな礼拝所があって、そこに「聖母のイコン」なるものが安置されています。奇跡を起こす力があると信じられているイコンの前には大勢の信者の皆さんが祈りを捧げています。
見学は自由にできますが、写真撮影は禁止となっています。


夜明けの門　外側から

夜明けの門の外側に出てみました。旧市街の防衛に使われた５つの銃眼が残っています。門を出て左側には中世の城壁が続いています。


聖霊教会（ロシア正教会）

聖霊教会はリトアニアにおけるロシア正教の中心的教会です。ヴィリニュスにもロシア正教会がいくつかあるようです。
バルト三国のなかではリトアニアが最もロシア人の割合が少ない国ですが、それでもロシア正教会を多く見つけることができます。こんなところにも、バルト三国へのロシアの影響力の大きさを感じました。


聖霊教会（ロシア正教会）

 広い敷地の中に入ってみました。奥にピンク色の教会の建物があります。


聖霊教会内部

 

聖三位一体教会

聖三位一体教会はウクライナ・カトリック教会です。


聖三位一体教会内部

 

聖三位一体教会外観

 

聖母マリア教会

ホテル周辺を少し歩いただけでも、このようにいくつかの大きい教会に出会います。


旧市庁舎　と　旧市庁舎広場

ヴィリニュス旧市街の中心ともいえる旧市庁舎広場にやってきました。あたりにはレストランのテラスが広がっています。奥には旧市庁舎が見えます。


旧市庁舎

 


旧市庁舎　と　聖カジミエル教会

旧市庁舎の向こうにも大きな教会が見えています。イエズス会がつくった聖カジミエル教会です。 


聖カジミエル教会

聖カジミエルはリトアニアの守護聖人。
この教会の歴史はリトアニアの歴史そのものを想像させてくれます。
ロシア支配下にあっては、屋根がタマネギ型のロシア正教会に換えられ、
第一次世界大戦のドイツ占領下では、プロテスタント教会に換えられ、
ソ連時代には、”無神論博物館”になっていたとか。 


聖カジミエル教会内部

こんな感じで１時間あまりの街歩きを一人で楽しみました。この後、夕食です。