ベルサイユ宮殿
パリの西約２０�qにあるベルサイユ宮殿。ルイ１４世が造営した華麗な宮殿と庭園である。
しかし、この莫大な工事費が国家財政を圧迫し、遠くフランス革命の原因になろうとは、ルイ１４世は気づいていなかった。
１７８９年１０月６日、ルイ１６世がパリに連れ戻された後、ベルサイユ宮殿は２度と国王を迎えることはできなかった。
主人を失った宮殿は荒廃していき、競売に出される調度品も多くあった。
１９世紀前半、国王ルイ＝フィリップ（１８３０〜１８４８年の７月王政）がこの宮殿を歴史博物館として
よみがえらせることによって、ベルサイユ宮殿は生き残ることに成功した。
１９１９年６月２８日には、第一次世界大戦の講和条約であるベルサイユ条約がここで結ばれました。


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