ボスラから首都ダマスカスへ
| シリアもヨルダンと同様、幹線道路はしっかり舗装されています。私たちの乗ったバスは果物を満載したトラックを追い越していきます。この荷物の関係者なのか、あるいはヒッチハイカーなのかわかりませんが、３人の男がトラックの後ろにしがみついています。 シリアのあちこちでヒッチハイカーをよく目にしました。地元の人だと思いますが、道路脇で手を挙げ、しきりに車を呼び止めています。乗せてくれるドライバーも結構いるのでしょうかね？ |
首都ダマスカスが近づいてきた
| シリアの首都ダマスカスの中心部に近づくにつれ、車の量も多くなってきます。日本車も大活躍している様子。渋滞も始まりました。相変わらず、果物を積んだトラックをよく見かけます。 ダマスカスの人口は現在どんどん増加中です。イラクからの避難民が続々とシリアにやってきているのです。特に、ダマスカスにはリトル・バグダッドと呼ばれる地域さえできつつあると報道されていました。（2007年7月放映のＮＨＫスペシャル「リトル・バグダッド」より） イラクからの避難民のなかには裕福な人々も多く、彼らがマンションを高い値段で買い占めるため、一般庶民の住むアパートも値上がりし、庶民の生活を苦しめているという話を聞いています。こんな所にイラク戦争の影響が出ているようです。 |
ダマスカスのホテル
| 【左】ボスラの街から２時間足らずで、シャーム・パレス・ダマスカスに到着です。ダマスカスの新市街の中心部に位置しています。ホテル自体には何も問題はありませんでした。ところが・・・夜になって、さあこれから寝ようとしたところで気づきました。私は６階に泊まっていたのですが、どこからか、楽しげな歌や音楽が聞こえてくるのです。初めのうちは何だろうと興味をもって聞いていましたが、いつまでたってもやむ気配がありません。近くの屋外宴会場からでしょう、楽しげなお祭り騒ぎが延々と続いています。さあ、大変、寝よう寝ようと思えば思うほど寝つけなくなりました。どんちゃん騒ぎは深夜２時過ぎまで続いていたような気がします。怒りに震えながらも、いつの間にか眠ってしまったようです。どうもこのホテルはその立地に問題ありそうです。 明後日の最終日もこのホテルに泊まったのですが、もっとひどい状態でした。耳栓が必要か！ 【右】シャーム・パレス・ダマスカスから歩いて１０分ほどの所に最新かつ最高級のホテル、フォーシーズンズホテル・ダマスカスがあります。散歩がてらに少し歩いて見てきただけで、中には入リませんでした（笑）。フォーシーズンズのほうが静かな場所にあるようです。もちろん、値段は相当高いと思いますが・・・。 |
映画館
| 映画はダマスカスでは娯楽の王道のようです。シャーム・パレス・ダマスカスと同じビルの中にもオシャレな映画館があります。欧米風のポスターですが、当然アラビア語で書いてあるので、内容はさっぱりわかりません。 ダマスカス市内は最終日に１日かけて回る予定になっています。今日は寝るだけです。 |