フィリピン空軍博物館

最後の訪問地は空港近くにあるフィリピン空軍博物館です。ニノイ・アキノ国際空港から車で１０分ほどのところにあります。これだと渋滞での飛行機乗り遅れの心配はなさそうです。
現地ガイド鈴木氏は、以前には交通渋滞で乗り遅れることがしばしばあったと言ってました。
そんなわけで、ここは帰国の直前に見学するには最適の場所かもしれません。


フィリピン空軍の飛行機


ただ、一部の軍事マニアなどを除いて、さほど興味の持てる場所ではありません。 


太平洋戦争に関する資料も展示

レイテ島に上陸するマッカーサーとフィリピン解放の始まりといった説明があります。


なぜか、ルバング島から帰還した小野田少尉に関する展示もある

小野田寛郎元少尉が携帯していた物と後にフィリピン政府へ当てた手紙が展示されています。


屋外展示の日本製のＹＳ１１

懐かしい日本製のプロペラ機ＹＳ１１が屋外に展示されていました。
説明パネルによると、この飛行機は１９７１年から１９９３年にかけてフィリピンの大統領専用機として使用されていたとありました。

この後、空港に向かい、飛行機が飛び立つと、３時間半ほどで成田空港に到着です。

わずか4泊5日の短い旅行でした。見学したところも限られたものでした。


日本が侵略したフィリピンですが、現在のフィリピン人は親日的な感じがしました。もはや、日本の侵略を実際に知っている人たちの多くは亡くなっているでしょうし、歴史教育も中国や韓国などとは違うのかもしれません。

いつまでも過去にこだわらず未来志向でいったほうが良いと思いました。