テレムノイ宮殿付属教会の多数の小さなドームと祭服教会
(モスクワ・クレムリンの聖堂広場からの眺め)

テレムノイ宮殿付属教会と祭服教会

Теремные церкви (Terem Churches) テレムノイ宮殿付属教会
Церковь Ризположения (Church of the Deposition of the Robe) 祭服教会

 屋根に黄金の小さなドームがある建物が皇帝の専用教会で、テレムノイ宮殿に付属しています。11個のドームがあるらしいが、この写真では9個しか見えません。この11個のドームのある屋根のもとには、皇帝専用の4つの教会が一つにまとめられているということです。ネギ坊主のこどもたち!といった感じでユニークです。

 右側に、一つのドームの祭服教会が見えます。1451年7月2日(祭服の日)に、モスクワを襲ったタタール軍は突如包囲を解いて引き上げました。タタールの脅威からモスクワが救われたのです。これを記念して以前からあった教会が1484〜1486年に再建され、祭服教会と名付けられました。

 なお、一番左側はグラノヴィータヤ宮殿の多面体の壁です。
クレムリンの地図参照

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