ウスペンスキー聖堂（ウラジーミル）
| ウラジーミル・モノマフの孫、そして、ユーリー・ドルゴルーキーの子であるアンドレイ・ボゴリュプスキー公が１１５８年に定礎しました。しかし、１１８５年、火災で損害を受けました。その後アンドレイ・ボゴリュプスキー公の兄弟、フセヴォロド（大巣公）が修復・増築しました（１１８５〜１１８９）。 なお、この後の歴代の大公はフセヴォロド（大巣公）家の末裔です。フセヴォロド（大巣公）家はイヴァン３世、イヴァン雷帝などに連なる由緒ある家系となります。フセヴォロドはロシア皇帝家にとって、大きな巣なのです。 ウラジーミルのウスペンスキー聖堂はキエフのソフィア聖堂をしのぐ立派な教会でした。そして、ウラーミルはこの後、キエフにかわってロシアの中心地として発展していきます。 入り口でお祈りして、中に入っていくようです。中では僧侶たちと地元のロシア正教徒の皆さんが真剣に礼拝しています。 ウスペンスキー聖堂のすぐ隣（この写真では左側）に、１９世紀にできた新しい教会と鐘楼があります。それらをまとめて、遠くから眺めて見ましょう。 |