８月２２日（水）
　
　この日は朝が早い。午前２時３０分起床。その後すぐホテルで朝食をとり、カイロ空港へ出発。
　午前５時４５分発のエジプト航空ＭＳ２４５便のエアバスＡ３００−６００Ｒ型機。
　これでエジプト最南端のアブシンベルヘ直行する。（エジプト地図はこちら）
　途中、１万メートル上空で日の出を見ながらの飛行である。１時間あまりでアブシンベル空港に到着。
　ここからはエジプト航空の専用バスで他の団体客と乗り合わせて、１０分ぐらいで
　アブシンベル神殿に到着。

アスワン〜アブシンベル間の大きなナセル湖　　　　　　　　　　小さなアブシンベル空港のターミナル



　アブシンベルには、ラムセス２世が築いた自分自身の大神殿と
第一王妃ネフェルタリのために築いた小神殿がある。

アブシンベル大神殿　　　　（空の青色と岩石の茶色が対照的だ）　　　　　　アブシンベル小神殿


　アブシンベルの観光はこの神殿のみなので２時間ぐらいの観光ですぐ、空港に戻る。
このあとすぐアスワンへの出発となる予定であった。

　　　　　　　ところが、、、、、、、、、

　乗るべきはずの飛行機が来ない。もちろん空港からの案内は何にもない。
ガイドさんの情報によれば、飛行機のテクニカルなトラブルということだけで、真相はよく分からない。
どうやら昼までには直らないということらしいので、昼食は急遽、
ネフェルタリホテル・アブシンベルでとることになった。
　アブシンベルで最高のホテルらしいが、クーラーもあまり効かない。
窓を開けて、熱風にあたりながらの昼食である。
何せ、突然のことなので、こんな田舎のホテルに何百人分もの食べ物を用意できるのか心配だった。
しかし、交替でホテル内のレストランでどうにか食べることはできた。
　でも暑さでうんざりで、食はあまり進まなかった。
昼食も済んで、もうそろそろ飛行機も飛ぶだろうとの予測のもと、空港にもどった。

　　　　　　　　　　　ところが、、、、、、、、、、、、、、、、、、
　
　待てども待てども、飛行機は来ない。しかし、文句を言ってもどうしようもない。
アブシンベルは他に行くところもないので、ひたすら空港で待つ。元気な若者はトランプ遊びをやっている。
私はひたすら人間観察。関西空港で見かけた顔がたくさんいる。
みんなほぼ同じコースで来ているのだろう。ついに夜の７時がきた。
飛行機は９時以降でないと来ないらしいとの情報あり。
　そこで、８時１５分から始まる「アブシンベル神殿　音と光のシヨー」を見学することとなった。
　これはめったに見られないものなので、予想外の副産物であった。
　ガイドさんの説明によれば、数ある「音と光のショー」のなかで、これが一番良いとのことであった。
　それが納得できるすばらしいものだった。

夜９時、音と光のショーが終わった後、空港行きのバス乗り場への途中で。まだライトアップされている。

　
　
　　予定外の　嫌なこと　や　すばらしいこと。　これがエジプトの旅なのだろう。
　　
　９時まで見学した後、空港にもどり、やっとアスワン行きの飛行機に乗り込むことができた。
午後１０時に　ＭＳ２５０便（Ａ３００−６００Ｒ型機）はやっと出発できた。なんと、
１２時間遅れの飛行機　

　夜中の１１時３０分にアスワンのイシスアイランドホテルに到着。もう寝るだけだ。

エジプト写真集ＩＮＤＥＸ