グルジアの首都トビリシ　朝の散歩

　　　

【左】TORI HOTEL

朝食の前に朝の散歩に出かけてみました。TORI HOTELの前は、屋外彫刻のある公園となっていて、その続きのところにアート・ギャラリーがあります。

【右】アートギャラリー 


彫刻のある公園

　　　

 

ホテル近くのアパート

ソ連時代のものと思える集合住宅がいくつか建ち並んでいました。 



トビリシのメインストリート、ルスタヴェリ大通りを歩く

　　　

公園の前を緩やかな坂道を登ると、すぐにルスタヴェリ通りに出ます。片側三車線の大通りです。道の両サイドの建物を眺めながら、自由広場まで歩きました。

【左】カシュベティ教会　　中世グルジア教会をモデルにドイツ人建築家が再建（1910年）。

【右】グルジア共和国議会 


地下鉄の駅　　　　　　　　　　　　　　　　　国立博物館

　　　

 

自由広場

 ルスタヴェリ大通りの東端に自由広場があります。広場はロータリーになっていて、その真ん中に聖ゲオルギオスの騎馬像が立っています。ホテルからここまで徒歩15分です。

正面にトビリシ市庁舎が見えています。

気温は朝なのでちょうどよい。２０〜２２度程度でしょう。


龍を退治する聖ゲオルギウス（聖ジョージ）

ソ連時代はこの広場はレーニン広場と呼ばれていたようです。そして、ここにはレーニン像が立っていたとのことです。
今は、自由広場と呼ばれていて、広場の真ん中には聖ゲオルギオスの騎馬像が立っています。聖ゲオルギオスはグルジアの守護聖人です。そして、ゲオルギオスは国名グルジアの語源ともなっています。

守護聖人名
ゲオルギオス
英語名　　　　ジョージ 　　　George
ロシア語名　 ゲオルギー 　Георгий

国名
英語名　　　　ジョージア　Georgia
ロシア語名　 グルジア　　Грузия

国名は、日本ではなぜか、ロシア語読みで表現するのが定着してしまっています。ソ連時代に定着してしまったことなのでしょうかね。知らず知らずのうちに使っているロシア語のひとつですね。

グルジア政府から国名変更の要望がありました（2015年）。ロシアの名残を感じさせる「グルジア」から「ジョージア」への国名変更です。日本政府は要望を受け入れ、2015年4月22日以降「グルジア」から「ジョージア」へ国名を変更しています。

グルジア（トビリシ）とはこれでひとまずおさらばです。この後（朝食後）、アルメニアに向かいます。２日後またグルジアに戻ってきて詳しく見学することになります。