アルマトイの国立中央博物館　　28人のパンフィロフ戦士公園

中央上部に見える屋根がユルタの形になっているのが、面白い。この博物館にはカザフスタン地域で紀元前から活躍したスキタイ民族から始まって、現代までのカザフスタンの歴史が時代別に展示されています。
館内での写真撮影が禁止されているのが、残念。しかし、撮影禁止の意味があるのか考えさせられます。撮影が許可されるなら、いろんな方がたくさんの写真で紹介するので、博物館により興味を持たせ、宣伝になっていいと思うのですがね。

博物館入り口から唯一撮影したのがこれ。黄金の衣をまとったスキタイ戦士（模造品）。だだっ広い１階ロビーに展示されているこの黄金人間だけが、入り口から撮影できる位置に置かれています。

２８人のパンフィロフ戦士公園

第二次世界大戦のときにカザフスタンからソ連防衛のために出征し、戦死したパンフィロフ将軍をはじめとする２８人の兵士を記念する広大な公園。公園内にはロシア正教のゼンコフ教会があり、その前はゲーム屋さんや食べ物屋さんの屋台が繁盛しています。

翌日もう一度立ち寄ったときに撮ったものです。２８人の戦士公園は私たちが宿泊したオトラルホテルの目の前にあります。ロシア正教のゼンコフ教会は１９０４年に建立された教会です。釘を1本も使わずすべて木材で作られたこの教会は、１９１１年の地震の際にも倒れなかったので有名だとか！

この裏にも顔が描かれていて、全部で２８人いるようです。カザフスタンからモスクワ防衛のために出征し、戦死した２８人の兵士を記念する像です。この前は新婚さんとその家族友人たちで賑わっています。

ソ連時代のモニュメントの前で、ロシア人だけでなく、カザフスタン人も結婚を祝うみたいですね。アルマトイの新婚さんのメッカとなっているようです。カザフスタンで笑顔をいっぱい見たければ、ここに来ればいいですね。