カラコルからビシュケクへ（約７時間）　ビシュケク併合１００周年記念

今日の午後は、一昨日、昨日と２日かかってやってきた同じ道を戻るだけです。これは観光的には全くの無駄な時間ですね。しかし、この道しかありません。
とにかく、イシククル湖東岸カラコルから西岸のバルクチを経て、さらに西のビシュケクまで戻ります。６～７時間はかかります。景色も上の写真のような感じで、ほとんど変わり映えしません。そして、ここでも青空トイレです。

再び、ビシュケクのアク・ケメホテルに宿泊しました。翌朝、ホテル近辺を散歩しました。道路脇でコンクリートに描かれたこんな絵を見つけました。

この写真ではよくわかりませんが、右下に　数字が見えます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１８６３
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９６３
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これは、ビシュケクがロシアに併合された年とその百周年でしょうね。
ソ連（ロシア）によって諸民族はこんなに仲良くなりました、幸福に過ごしています、といったプロパガンダだと思います。

この絵が未だに残されているということで、旧ソ連やロシアに対するキルギス人の感情も推し量れそうですね。

午前中はキルギスからカザフスタンへの移動になります。キルギスの首都ビシュケクから２時間ほどかかって、国境の町コルダイに到着です（午前９時）。ここから陸路国境越えです。一人ひとりが自分のスーツケースを持ち、国境線となっているチュー川を渡り、カザフスタンに入国します。１時間ほどで入国手続きは完了しました。これからアルマトイに向け出発します。また３時間ほどかかります。