最後の晩餐～ラ・ボデギータ・デル・メディオにて

あっという間に最後の晩餐のときがやってきました。キューバは気候も人も暖かく、良い所でした。最後の晩餐は有名店でという決まりがあるわけでないと思いますが、ガイドブックに必ず出ている店にやってきました。
店の入り口は人だかりができています。カメラを真横に向けると、どうしても人の顔が入ってくるので、上目遣いに撮りました。
この店は、ラ・ボデギータ・デル・メディオ。この店もヘミングウェイが通った店として知られています。そんなことも関係あるのでしょう、満席となっています。

私たちは予約が入っているのでしょう、人をかき分けながらも、用意された部屋に入っていきます。
店内の壁や椅子などあらゆるところに訪問者の名前が書き込まれています。新たに書き込む場所を見つけるのが難しいぐらいです。

このあたりの壁には日本人の名前がいっぱい書かれています。壁を見渡していると、見覚えのある写真を発見しました。川島なお美さんでした。写真下にある説明に寄れば、彼女は2006年4月にこの店にいらっしゃってたみたいです。（その後、彼女は2015年9月に亡くなりました。）

最後の晩餐の後は、夜の散歩です。ここは､見覚えがありました。４日前にハバナ旧市街散策のおりに来ています。
懐かしく感じさえしました。石畳のカテドラル広場です。

向きを変えると、

キューバ最大のカテドラルです。社会主義体制のなかにあって、キリスト教はそれほど熱心に信仰されているようではありませんでしたが、弾圧もされずに、教会は健在です。

ラテンアメリカは何かと治安面で不安がありそうというイメージもありますが、キューバはそんな雰囲気を感じさせません。治安はとても良さそうです。旅行者たちが夜の町をゆっくりと歩いて行きます。

ラム酒、音楽、ダンス、クラシックカー、ココタクシー、さまざまな初体験をして、面白い旅行となりました。旅行は、やはり、楽しめることが一番ですね。

楽しむためには、旅行先自体が安全で面白いところであることはもちろん重要ですが、旅行者自身の感性を衰えさせず、好奇心を持って行けることがとても大切ですね。

旅行なんて面白くない、と言うようになるまでは行き続けたいですね（笑）！

翌日、エアカナダにて無事帰国しました。