アシヌ教会　トロードス地方の壁画教会群

アシヌ教会

【世界遺産】トロードス地方の壁画教会群のひとつ

正面から

アシヌ教会も１２世紀に造られています。「トロードス地方の壁画教会群」の１０個の建物のひとつです。先ほどのアラカ教会よりももっと小さな教会で、私たちのグループ２３人が中に入ると、それで満員状態となります。
この中にも多くのフレスコ画がありますが、ここも撮影禁止です。

ほんとに小さな教会です。この教会が造られた１２世紀と言えば、ビザンチン時代。十字軍が始まっていました。
この時期、多くの教会や修道院が造られたのは、トロードス山岳地帯です。その理由もなんとなくわかる気がします。敵の襲撃に備える意味もあったのではないでしょうか。また、海岸近くだと海賊とかもやってきやすいし、山岳地帯のほうが安全だと思います。

教会の建物には鐘楼がありません。近くの木の上に鐘がありました。こんな教会は初めて見ました。

アシヌ教会、英語名では、Panagia tis Asinou（パナギア・ティス・アシヌ教会）。日本語名では、「アシヌの聖母教会」とも呼ばれています。

地図で場所を特定しました。トロードス地方ニキタリ（Nikitari）村

アシヌ教会から昼食のレストランに移動します。ガラタ（Galata）村のVengera Restaurant です。レストランと宿泊施設を併設しているVengera Cafe Restaurant and Apartments というところでした。

マス料理

メインはマス料理。トロードス地方の名物だとか。

レストラン前からの眺め

小さな町の様子。遠くの山には雪が積もっています。

アシヌ教会から昼食レストランへ(移動の道のり)

地図中の＋を押して見てください。２７分という所要時間もわかります。

聖ニコラオス教会、英語名ではAgios Nikolaos tis Stegis。これは１１世紀に造られています。積雪から守るために造られた急勾配の木屋根のために、「屋根の聖ニコラオス教会」という名が与えられています。

これで、トロードス地方の壁画教会群と認定されている１０個のうち、３つだけ訪れました。どこも写真撮影禁止だったのが残念でした。

　　　　　　　　　　　　昼食レストランから聖ニコラオス教会まで８分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（その道のり）