【世界遺産】ヒロキティア

早くも、キプロスでの最終日になりました。パフォスからラルナカの国際空港に向かいますが、その途中にヒロキティアというところがあります。キプロスの先史時代（新石器時代）の遺跡です。

この集落は、丘の斜面上にあるということ、円筒形の住居であることが一目で確認されます。

「９千年のキプロスの歴史」といわれるのは､この遺跡の発見によるものでしょうね。
紀元前７０００年頃のものとされています。

ところで、キプロスには３つの世界遺産があります。

・トロードス地方の壁画教会群
・パフォス
・ヒロキティア

ということで、キプロスのすべての世界遺産に訪れたことになります。


丘陵斜面の住居跡

斜面に円筒形の住居が連なっていたことがわかります。

ヒロキティアは、学術的には貴重なものでしょうが、観光的には今ひとつのところかもしれませんね。

紀元前７０００年といえば、日本では縄文時代の前期の頃でしょうかね。でも、縄文時代の遺跡を見て、面白いですか（笑）？

たいていのキプロス・ツアーでここに立ち寄るのは、ここが世界遺産に指定されているということと、ラルナカ空港に行くまでの間にたまたま立地していることが大きいと思います。
世界遺産ブランドは強力ですからね！

さようなら、キプロス！

ボーイング・トリプルセブン（B777-300）で、キプロスからマルタまでひとっ飛び。
飛行距離は約２４００キロ、２時間半ほどの飛行時間です。


機内食

時間的にはちょうどお昼時です。簡単な機内食が出ました。真っ昼間からワインを飲んでます。 


クレタ島上空を通過中

キプロスからマルタまで一直線で飛んでいきます。そのほぼ真ん中にクレタ島があって、今、その上空を通過中です。 


こんにちは、マルタ！

２時間半あまりでマルタ上空にやってきました。天気も良さそうです。冬なので天気を心配していましたが、どうやら天気には恵まれたようです。

天気さえ良ければ、シーズンオフもいいものだと思いました。観光地のどこへ行っても人は少ないし、値段も手頃だからです。これからの旅行でもシーズンオフも考えたいですね。

キプロスも小さな国でしたが、マルタはさらに小さい国です。キプロスの面積は四国の半分ほどだったのに対して、マルタの面積は淡路島の半分くらいです。人口はわずか４０万人ほどです。
今日から私たちはマルタ島に三連泊して、マルタ島とゴゾ島を訪れます。