Badrud村のAghaAliAbass廟
| 次に立ち寄ったところがBadrud村。ここは本邦初公開の場所だと思います。日本人の観光で誰もこんなところに来たことないでしょう。実は、運転手さんが礼拝のために立ち寄ったのです。せっかくですから私も見学していきましょう。地図で確認すると、カシャーンの南５０キロほどのところです。聖者廟のようです。外見もきらびやかですが、中に入るとびっくりするほどキンキラキンです。 |
巨大で美しいドーム
聖者廟の内部
| ステンドグラスと鏡張り。部外者から見ると、何だかいかがわしい飲み屋みたいですが、事実は全く違います。神聖な場所なんです。 |
輝く天井
| 電気で装飾しているようです。シャンデリアみたいですが、どう説明したらいいのかわかりません。ともかく、この下にはイスラムの聖者が永遠の眠りについている廟があります。 |
聖者廟の中にはお賽銭？
| イラン紙幣がいっぱい投げ込まれています。何だかこのあたり日本の神社みたいで面白い。お賽銭で御利益があるのでしょうかね。 |
イスラエルに備えて
| Badrud村からカシャーンへ向かう途中には高射砲がたくさん設置されています。これは、イスラエルの空爆に備えてのものです。Badrud村の南２０キロほどの所にナタンツという街があります。そこには原子力施設（ウラン濃縮施設）があり、イスラエルから核開発の疑いをかけられ、イスラエルの標的になっているらしいのです。何十台もの高射砲が幹線道路沿いに設置されているのを見ました。おそらくもっと多くがあるのでしょう。空に向けていつでも発射できるような格好です。 ナタンツは現在、ヒロシマ、ナガサキに続く第三の被爆地になる可能性が一番高い都市と言われることさえあります。そんなことにならないよう祈っています。 |