タイム・エレベーター（エルサレム）
| エルサレム新市街に、「タイム・エレベーター」という教育・娯楽施設？があります。屋内スクリーンでのショーです。大きなスクリーンを前にして、動く椅子に座って目の前の映像を見ます。よく日本の遊園地でも見かけるものです。 大画面では旧約聖書の物語を中心に話が進んでいくのですが、しかし、私などは聖書の内容がよくわかっていないし、おまけに英語であるため、よくわかりません。私の横を見ると、揺れて酔ったのか、目をつぶっている人もいます。 乗り物酔いに弱い人は以下のサイトで我慢しましょう。これを見ても酔いません（笑）。 「Time Elevator Jerusalem」公式サイト （旅行会社さん、これを私たちに見せたのは、どうかと思いますよ。イスラエルの高校生の団体さんはたくさん来ていましたけどね。彼らは熱心に見ていましたね。このショーはユダヤ人若者のための啓発用だと思いましたね。） 今回のイスラエル旅行で、ただ一つマイナス点をつけるとすれば、これです。これのかわりに、ベツレヘムの聖誕教会に行けていれば、１２０点を付けるところでしたが、これがあったために総合得点は９５点となりました。 しかし、やっぱりイスラエルに行って良かった！ 機会を逃さず行けたことを素直に喜んでいます。 さて、これでイスラエルでの全行程が無事終了したことになります。予想以上に安心感を持って過ごせました。何の不安もありませんでした。イスラエルは、それほど警戒するようなところではないのかもしれませんね。とはいっても、運が良かっただけかもしれませんが・・・。ただ、そんな風に考えると、もはやどこも行けなくなってしまうかもしれませんね。 世界のあちこちで病気やテロ騒動のせいで次第に旅行に行きづらくなっているように感じるのは私だけでしょうか？ 行きたいところはどこでも、早めに行っておいた方が良いと思う今日この頃です。 このあと、ホテルに帰って帰国準備をしなければなりません。 信じられますか？ 明日のモーニングコールは午前１時３０分！なのです。就寝時間じゃありませんよ（笑）。 明朝午前６時３０分、テルアビブ発イスタンブル行きのトルコ航空に乗ります。最低３時間前には空港に着いていなければなりません。エルサレムからテルアビブ空港まで車で約４０分であることも考えれば、午前１時３０分起きは妥当なものですが、私が経験した最も早い起床時間となりました。（これまでの記録は、エジプト旅行で経験した午前２時３０分） その理由は厳重な荷物検査があるからです。実際、荷物検査場では、スーツケースは全開させられ、衣類から現地で買った書籍１冊１冊、お菓子１個１個まで金属探知器を当てていくものですから、なかなか荷物検査が終わらないのです。荷物預けに１時間以上かかりました。 しかし、現地ガイドＳ氏は言ってましたね。「これだけ厳重な検査をしているから、テルアビブ空港は世界で一番安全な空港だ」と。 学者肌の現地ガイドＳ氏、お世話になりました。聖書に無知な私たちにも、要所要所で、汗を拭き拭き、聖書を読んで聞かせてくださいましたね。おかげで、帰国後、聖書に親しむ機会を得ました。随分とユダヤ教やキリスト教に近づくことができましたよ。 やはり、百聞は一見にしかず。百冊の書物を読むよりも１回の旅行が勝るようです。 イスラエルがより安全な国となり、もっともっとＳ氏が忙しくなることを祈りながら、イスラエル旅行記を終えることにします。 |
| イスラエル旅行編、完結 このあと、トランジットで立ち寄ったトルコ：イスタンブル半日紀行が続きます。 |