瀋陽空港に到着
| 関西空港からわずか２時間半で瀋陽空港に到着です。まわりは平坦な森といった感じで、空港近くには畑があるだけで大きなビルなどは見ることはできません。瀋陽空港は相当大きな空港であると感じました。私たちが利用した中国南方航空の飛行機が多く待機してました。 どこを訪れるにしろ、初めての地の空港には深く見入ってしまう。この地でどんな出来事や人たちに出会うのだろうか。空港到着後に機内で過ごすわずかな時間、いつも私はまるで子どものようなワクワクした気分になる。 瀋陽は清朝発祥の地です。太祖ヌルハチによって、１６１６年、後金（清の前身）が瀋陽の地で創建されました。初代太祖（ヌルハチ）、２代目太宗（ホンタイジ）の時には瀋陽に都が置かれていました。そして、明日訪れる予定の瀋陽故宮はヌルハチ、ホンタイジによって造営されました。３代目の順治帝（世祖）の時、清朝は明朝を滅ぼし、都を北京に移しました（１６４４年）。 瀋陽は清朝の故地であるばかりでなく、また、「奉天」の名で日本とも深い関係があります。日露戦争の激戦地、そして、張作霖爆殺事件（1928.6.4）や柳条湖事件（九・一八事件）（1931.9.18）の発生地として、重く考えさせられる土地でもあります。 |
新世界酒店の部屋からの眺め
| 私の泊まった新世界酒店は瀋陽の中心部に近いところにあり、四つ角に位置しています。画面左側の道を１５分ほど歩けば瀋陽の中山広場があります。そこでは大きな毛沢東の銅像を目にすることができるでしょう。画面手前の道を１５分ほど歩けば瀋陽駅があります。瀋陽駅も一見の価値はありそうです。そこで、二日目には中山広場から瀋陽駅にかけて一人で歩いてみました。 初日は、瀋陽空港から、撫順炭鉱と九・一八記念館をまわって、ホテルにやってきました。ホテル到着と共に雨が降り始めました。 |
