ティーローミンロー寺院
（Thilominlo）
| １３世紀初頭に、パガン王朝第８代国王ナンダウンミャー（在位：1211〜1234）によって建てられました。第７代国王（ナンダウンミャーの父、ナラパティスィードゥー）は５人の王子の中から後継者を選ぶ際、日傘がどの方向に倒れるかで選んだと言われています。日傘はナンダウンミャーの方に倒れたようです。そして、ナンダウンミャーは、別名として傘の王（ティーローミンロー）とも呼ばれたために、寺院の名前もティーローミンロー寺院となったと言われています。 （参照）パガン朝の歴代国王とパゴダ・寺院の建立年代 パガン遺跡地図 ４ |
| 入り口のギザギザ模様と主塔を取り囲むたくさんの小塔が印象的！ ブーレーディパゴダから、さらにオールドパガン寄り（西側）に２キロほど行った所にあります。ここからあと１キロ半ほど西に行けば、オールドパガンの東側の城門＝タラバ門です。 |
| 寺院の中にはいると、ぐるっと一周できるような構造となっていて、四辺の壁には四体の黄金色の仏像が鎮座しています。地元の若者でしょう、バイクのヘルメットを脇に置いて、お祈りしている人を見かけました。 あっ、そうそう、この寺院の近くで、オシャレな子どもを抱いた若いお母さんに出会いましたよ。 （参照）「世界の笑顔」シリーズ：ミャンマー編 |