ヴェステルプラッテ　第二次世界大戦勃発の地

「１９３９年９月１日、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まった。」と、歴史の教科書に書かれています。
ドイツが侵攻してきた場所がまさにここです。バルト海に面したグダニスクの小さな岬のヴェステルプラッテという場所です。

目の前の川はヴィスワ川の支流の一つのマルトワ・ヴィスワ川です。画面中央部分でバルト海へと流れ込みます。画面右側に見えるのがヴェステルプラッテがある岬の先端です。

現在では釣り人がのどかに糸を垂れています。

マルトワ・ヴィスワ川越しにヴェステルプラッテを眺めています。丘の上に第二次世界大戦勃発を記憶にとどめ、戦争犠牲者を弔う慰霊碑が立っています。

１９３９年当時、この地はグダニスクという名前ではなく、自由都市ダンチヒという名前で国際連盟の保護下に置かれていました。
ここにドイツの軍艦シュレスヴィヒ・ホルシュタインが攻撃を開始すると同時に、ドイツ軍はポーランド各地になだれ込み、第二次世界大戦が始まりました。

左側に岬側のヴェステルプラッテ、右側にグダニスク市街地側の造船所が見えています。グダニスク中心部から４～５キロほど北に行ったところです。

午後７時半になっていますが、まだまだ明るいようです。