クタフィヤ塔の門を通ったら、トロイツカヤ塔が見える ： トロイツカヤ塔をくぐり、反対側から見たトロイツカヤ塔
（クレムリンの外側から） （クレムリンの内側から）
トロイツカヤ塔
（ここを通れば、いよいよクレムリンに入城だ）
クタフィヤ塔の門を通ったら、トロイツカヤ塔が見える ： トロイツカヤ塔をくぐり、反対側から見たトロイツカヤ塔
（クレムリンの外側から） （クレムリンの内側から）
Троицкая башня （Trinity Tower） トロイツカヤ塔
| トロイツカヤ塔のてっぺんには、赤い星があります。これは、ロシア革命（十月革命）２０周年の記念に取り付けられたものです。クレムリンの城壁にある１８個の塔のうち、５つの塔に取り付けられました。すなわち、スパスカヤ塔、ニコリスカヤ塔、ヴォドヴズヴォドナヤ塔、ボロヴィツカヤ塔、そしてトロイツカヤ塔のてっぺんにあります。以前そこには、帝政時代のシンボルであった鷲（わし）がさびだらけになって取り付けられていたようです。鷲に代わって赤い星です。これは、ソ連共産党と共産主義を象徴する「赤」なのでしょうね。しかし、ソ連は終わっても、まだ赤い星は残ってます。なんだか、その辺のどかですねえ。でも、まさか、帝政のシンボルの鷲に付け替えることはできないでしょうね。 トロイツカヤ塔をくぐれば、クレムリンに入城です。入城後は右側を通って行きます。左側は大統領府をはじめとする最高行政機関の建物があり、進入禁止となっています。ただ、旅行記でも述べたように、ほとんど数人程度の警備員がいるだけで、ほんとにこれで大丈夫かなと、心配したくもなります。（クレムリンの地図参照） ☆レーニンとトロイツカヤ塔 １９１８年３月２日正午頃、クレムリン近くのホテル・ナツィオナーリから１台の車がやってきた。警備員が何者かと問うと車中の男は「人民委員会議議長ウラジーミル・イリイッチ・レーニン」と答えた。この日からレーニンはクレムリンに移り住んだという。 |