アグネス・スメドレー旧居

  

 今や、普通のアパートとなっています。アパート入り口のプレートで確認できるだけです。そのプレートでアメリカ人著名記者・作家・社会活動家と紹介されているアグネス・スメドレーは、1929年から1931年までこのアパートの2階で住んでいたようです。彼女が尾崎秀実とゾルゲを引き合わせたのは、彼女がここで住んでいた頃です。ゾルゲ事件の出発点はこの地にあると言えそうです。
 このアパートは、復興中路と重慶南路の交差点(南東側)にあります。大韓民国臨時政府旧址から西に300メートルほどの所です。普通のアパートなので、見逃す恐れが大いにあります。といっても、ここが目的で来る人は誰もいないかもしれませんね(笑)。
 こういう私も、孫中山故居へ行く途中に通りすがっただけでした。ここから南北高架路をくぐり、復興中路をさらに西に300メートルほど行き、北に曲がれば孫中山故居に到着です。

所在地: 重慶南路185号