龍華寺　・・・　上海最古の禅宗寺院


龍華塔

　龍華寺は、新天地からだと直線距離で五キロほど南西にあります（外灘からだと、同じく七キロほど南西）。新天地からタクシーでおよそ３０分、２０元（約２６０円）ほどでやってきました。
　龍華塔は龍華寺の南側に道路を挟んで建っています。七層、八角形の塔です。三国時代（三世紀）の創建と伝えられていますが、現在あるのは北宋初め（１０世紀）の再建らしい。残念ながら、登ることはできません。

龍華寺入り口

　龍華寺は、３世紀の三国時代、呉の建国者である孫権によって創建されました。呉の孫権は、魏の曹操、蜀の劉備とともに三国志の物語で登場する英雄の一人です。ただ、現在の建物は、清の光緒帝（在位1874年〜1908年）の時代に再建されたもののようです。

奥深い境内を歩く僧侶たち

寺院の建物の外壁は、黄色（黄金色？）です。境内は奥が深い。そりあがった屋根が印象的です。龍華寺の伽藍配置については　こちら　が詳しい。（　上海エクスプロア　所収）

大雄宝殿

線香の煙が立ちこめるなか、熱心にお祈りする上海の老若男女

三面千手観音

黄金色に輝く！　荘厳な気分にさせてくれる！

五百羅漢

五百羅漢堂の五百羅漢。一体、一体、手の位置が違う、顔の表情が違う！
これまた、黄金色に輝く。御利益がありそう！？

これ以外にも、多くの仏像と礼拝する地元の人たちを見ることができます。