アヌラーダプラ　ルワンウェリ・サーヤ大塔スリー・マハ菩提樹

イスルムニヤ精舎からバスに乗ってほんの数分、広大な遺跡地区にやってきました。きれいに整備されています。
ここでは、ルワンウェリ・サーヤ大塔とスリー・マハ菩提樹を見学しました。

ここからだと､向こうの方に小さく見えている白い仏塔がルワンウェリ・サーヤ大塔です。

大塔への入り口横で、例によって、靴を脱いで裸足または靴下で行くことになります。

巨大な仏塔を取り囲む黒い象にまず目が向きました。仏塔は周囲を象の彫刻によって守られているかのようです。

現地ガイドさんによると、毎年1回真っ白に塗り直されるということです。そのときには本当に美しい純白の仏塔となるのだそうです。足場は竹で組まれているようです。

今は遠くから見ると真っ白な感じですが、このように近くから見ると、少し汚れも見えます。

仏塔を取り囲む広い公園には野生の猿も生息しているようです。人間の水飲み場にも猿がやってきていました。ときおり、鉄砲の音で追い散らしているようですが、効き目はないようでした。

ルワンウェリ・サーヤ大塔から５００メートルほど南に歩き、菩提樹のところにやってきました。
釈迦はインド・ブッダガヤの菩提樹の木の下で悟りを開きましたが、この木はその菩提樹の分け木だとのことです。
紀元前３世紀、インドのアショカ王の王女がこの地に持ち込んだものだとされます。直接、釈迦と繋がっているんですね。従って、ここは神聖な地なんでしょう、大勢の信者さんがお参りに来ていました。

菩提樹の脇には礼拝所？みたいなものが設けられています。ここは地元の信者の皆さんでごった返しています。

このように､スリランカでは多くの寺院において地元の信者と観光客がお互い干渉することなく共存しています。