シギリヤからキャンディへの移動

シギリヤからキャンディへ（約4時間）　～　移動日の一日

シギリヤ・ヴィレッジ・ホテル

シギリヤのホテルで三連泊もすると、今日ここを去るのが少し寂しくなったりします。林の中に建つコテージ風のホテルはスリランカらしくて良い感じでした。

コテージ風のゆったりできるホテル

大きな木のそばに立っているのは案山子のようです。

朝食レストラン

欧米や中国からの団体客で賑わっていました。

ホッパ

今日の朝食で注文して頂いたのが、「ホッパ」という食べ物。ココナッツミルク入りのお椀型クレープ。真ん中に卵を落としています。パリパリとしていて、おやつのような感じで食べても美味しいと思います。

レストランからシギリヤ・ロックを眺める

プールの向こうにシギリヤ・ロックが見えています。これがシギリヤ・ロックの見納め。

ホテルの敷地内にイグアナ

自然の中のホテルなのでイグアナがゆっくり堂々と歩いています。

キャンディ：クイーンズ・ホテル

今日はシギリヤからキャンディへの移動日です。朝食後に出発し、トイレ休憩などしながらキャンディに向かいます。
午後2時半頃にはキャンディのクイーンズ・ホテルの到着しました。
キャンディで二連泊するのがイギリス植民地時代に建ったクイーンズ・ホテルです。

クイーンズ・ホテル

シギリヤのスリランカ的コテージホテルとは違って、欧米風の造りも味わえて変化に富んで良かったと思います。

クイーンズ・ホテル

キャンディのメインストリートの一角にあって、この画面右側には仏歯寺の入り口がすぐそこにあります。

目の前に貯水池（キャンディ湖）

ホテルの目の前に大きい貯水池があり、その向こうの山の斜面には別荘やホテルが林立しています。

キャンディ湖は19世紀初めにシンハラ王朝最後の王によって造られています。スリランカは1815年にはイギリスの植民地になってしまうので、これはシンハラ王国からの最後のプレゼントのようなものですね。

キャンディアン・ダンス

荷物を置いて、２時間ほど休憩した後、徒歩で近くのキャンディアン・ダンスを見学に行きました。ダンスは四カ所で行われていると聞きました。

体育館風のダンス会場

仏歯寺の奥の方にある中学校の体育館かとも思えるような殺風景な会場です。観客席は平面に置かれたパイプ椅子なので、どうしても前の人の頭が視界に入ってきます。

エアコン無しの会場

上から大きな扇風機がまわっていますが、あまりこたえません。暑い！
１時間ほどの観賞でした。

仏歯寺

ダンス観賞の後、仏歯寺に訪れました。紀元前６世紀頃、仏陀が亡くなり火葬された後、仏陀の歯がインドからスリランカに持ち込まれたとされます。この寺に安置されているといいます。

仏歯寺

私たちはちょうど礼拝が行われる時間（午後６時半頃）に行きました。お供え物を持った地元の人たちが長蛇の列をつくっていました。仏歯が収められている部屋にお供えに行くためです。（その場面は写真撮影厳禁となっていて、写真を撮ることはできません。）

私たちも信者に混じってそのありがたい部屋をこの目で見たのですが、仏歯そのものは見えないようになっているようです。
それに、どんどん後ろから押されて進むので、部屋全体もよくは見えません。その部屋から厳しい目で監視するお坊さんの姿が印象に残っています。
少なくとも信者の皆さんの邪魔にならないようにだけは気をつけましょう。

夜の仏歯寺

ごった返している礼拝の様子を見た後、夕食に向かいます

ライオン・ビール　～　スリランカの地ビール

食事は地ビールが楽しみですね。
スリランカにもライオン・ビールという美味しい地ビールがあります。