関西空港で上海への出発をまつANA機 上海から西安へ向かう上海航空機から
| 少しの不安 今回の旅は、全日空で関西空港から上海まで飛び、上海空港で上海航空に乗り継ぎしなければなりません。いったん上海空港の国際線到着ロビーで入国手続きを済ませた後、国内線出発ロビーまで移動し、上海航空のデスクでEチケットから搭乗券に替える必要があります。 今日は上海万博の開会式が行われる日です。もし、日本からの飛行機が遅れたり、上海空港が混雑していたりすれば、乗り換えに間に合うのだろうかと一抹の不安があったのです。 幸いにも、定刻通りの到着であったし、上海空港も意外なほど混雑していません。３時間あまりの乗り継ぎ時間をもてあましたほどでした。 乗り継ぎ時間を利用して空港の両替所で日本円から人民元に替えておきました。レートは１万円＝６８５人民元でした。ちなみに、一番レートが良かったのは宿泊していたホテルでした。そこでは、１万円＝７００人民元でした。 |
西安空港からホテルへ
| 西安空港からホテルまではタクシーを利用しました。値段は２００元。割高なような気がしましたが、ともかく早くホテルに着きたかったので利用しました。西安は地下鉄がまだなく（現在、地下鉄の建設工事中です）、路線バスも私の宿泊するホテルから1キロ以上離れた場所が停留所だったからです。 【左】空港から西安市街までは車でおよそ１時間。その途中ではたくさんの高層マンション群が建設中です。道路は広い交差点でも信号はなく、横からも車は突っ込んできます。するりとかわす相当な運転技術が要りそうです（笑）。 【右】市街に近づくと、車の渋滞が始まります。車の間を自転車や人々が通り過ぎて行きます。なかなかスリル満点の道路横断です。 私もこのような方法で市内を移動することになると思い、しっかり観察しておきました（笑）。 |
鐘楼
| ホテルに荷物を置いてすぐ夜の西安の街歩きに出かけました。タクシーでホテルに向かう途中、街並みの様子を眺めていると、治安面での心配はなさそうと感じたので、出かけたのです。 午後８時頃から１１時頃まで西安の街をうろつきました。気温も２０度程度でしょう。ちょうど過ごしやすかったのです。実際、繁華街では午後１１時になっても人通りも多く、特に心配はありませんでした。 西安は唐の都・長安というイメージが大きいのですが、実は、唐の時代に造られたもので現代にまで残っているものは非常に少ないようです。 大雁塔と小雁塔だけだと言われています。 この鐘楼も明代に造られたものです。同じく明代に造られた城壁の中心部にあり、この鐘楼を中心にして東西南北に大通りが延びています。２日後の昼間、鐘楼の中に入ってみました。 |
鼓楼
| 鐘楼の西側に鼓楼があります。この辺りは西安のメインストリートで非常に交通量が多く、道路の横断には気をつかいます。というのも、信号機はあまりなく、仮にあったとしても信号はあまり守られていないからです。地元の中国人を盾にして彼らの背後に隠れるようにして道路を横断していきます。慣れてくると、一人で渡れるようになりましたが・・・（笑）。勇気をもって、阿吽の呼吸で渡りましょう（爆）！ |
鼓楼の前の公園で凧揚げ 素人さんの路上ライブ
| 午後１０時を過ぎても老若男女が街に繰り出しています。人通りの激しいこと、そして、皆さんの元気なこと！この勢いはすごいですね。 今年はGDP（国内総生産）で中国が日本を追い抜くと言われています。納得できます。 各種調査によると、日本は今年、GDP世界第二位の地位を中国に譲り渡します。日本は１９６８年に西独を抜き、それ以来アメリカ合衆国に次ぐ世界第二位だったのですが、２０１０年には中国が日本を追い抜きます。 そんな年に中国訪問できて印象深いものがあります。 【左】凧揚げです。それも数百メートルは上がっているだろうと思えるほど高く、何本もが上がっています。 【右】路上では若者がギター片手に歌を歌ってました。数十人の輪が彼らを囲み、聞いていました。こんな光景をこの他何カ所かで目にしました。 ともかく、中国人の元気さに圧倒される夜の街歩きとなりました。 |
チェーン店「味千拉麺」で夕食
| さて、どこかでご飯を食べよう、そう思いながら街を歩いていると、一人でも入りやすそうな店を見つけました。 午後１０時頃、やっと夕食にありつきました。鐘楼の近くの路上を歩いている途中、この店を見つけ、入りました。「味千拉麺」はチェーン店らしく、後日別の場所でも見つけました。石鍋ご飯です。正式の名前は知りません。メニューは写真付きだったので、指さして注文です（笑）。 |
上海万博開幕の日！ 電飾は木が可哀想！
| さて、満腹になったことだし、ホテルに戻りましょう。ホテルの近くでは、さすがに夜の１１時にもなると人通りは少なくなるようです。 【左】近くの公園では上海万博のマスコットが置かれています。ちなみに、これはあちこちで見かけましたが、？？？とも思いましたが・・・。 そうです。今日のまさにこの時間、上海では万博の開会式が行われているはずです。 【右】コレでは木が眠れません。木が泣いているような感じがしました。向こうの緑色も木の電飾なんです。 |