タリンの街歩き　トームペア城「のっぽのヘルマン」

タリンの空港からバスで20分ほどで夕方６時頃にはホテルに到着しました。まだまだ外は明るいので、さっそく一人で街歩きに出かけてみました。
ちなみに､午後９時を過ぎても外は明るいので、たっぷり時間があります。やはり、この点からみても、街歩きを楽しみたいならヨーロッパ（特に北欧）は夏に行くべきだと思いますね。

路面電車は旧ソ連圏ではよく見かけますね。トラムバイの他、トロリーバスも見かけました。
トロリーバスは路上の電線を利用した路面バスといったもので、線路がないのがトラムとは違います。ガソリンを使わないので、エコかもわかりません。

トロリーバスもバルト三国いずれの国でも見かけました。トラムバイやトロリーバスは旧ソ連の名残のような気もしました。

宿泊したホテルは旧市街城壁のすぐ外側にあります（城壁まで徒歩１分）。
荷物を部屋に置き、すぐ街歩きを始めました。
１３世紀にドイツ騎士団が建設して以来、この地方の歴代支配者はここを居城としていました。現在はエストニアの国会議事堂になっています。
明日はまたここから街歩きをすることになっているので、外観を眺めるだけで先に進んでいきます。

トームペア城とリンダ公園の間の坂道を登っていきます。

その坂道を次々とランナーが走っていきます。
実は、この日、タリンを中心にトライアスロンの世界大会が開催中でした。この近くにゴールが設定されているようです。私もそこまで歩いて行ってみました。

沿道では大勢の観客が声援を送っていました。このようにして、トームペア城と旧市街周辺の様子を約１時間あまり肌で感じ、ホテルに帰りました。
明日からの観光に備え、ぐっすり眠ることにします。ただ、午後１０時前にもかかわらず外はまだうっすら明るいので夕方のような感じがしました。

この街歩きの最中、一カ所でエストニアの歴史にまつわる史跡を発見しました。

トームペア城のすぐ南側にあるリンダ公園にあるモニュメントです。エストニア独立に関する記念碑です。
１９９１年８月２０日、この日が実質的にエストニアがソ連から独立を勝ち取った日です。