ティンプー市内散策　ノリジン・ラム通り　警官による交通整理の交差点　時計塔広場

ティンプーには３時前に到着しました。ホテルで少し休憩して、さっそく一人で街歩きに出かけました。治安は見るからに良さそう。ブータンはアジアで最も治安の良い国のひとつかもしれません。
今回のブータン旅行を通して、３時までにはホテルに帰着する場合が多かったように思います。あとは夕食までは自由で、自分でどこにでも行きなさい、といった感じでした。それで、一人歩きの時間が多くとれました。

ティンプーのメインストリート、ノルジン・ラム通りにやってきました。ホテルから歩いて５分足らずです。ティンプーで最も交通量の多いところです。しかし、信号機はありません。交差点の中央で警官が手信号で手際よく車を誘導しています。
ティンプーは、「世界唯一の信号機のない首都」です。しかし、いつまでこの状態でいられるか、興味深いところです。というのも、車は意外に多いのです。

ティンプーの人口は約１０万人と言われています。今もどんどん増えているそうです。ブータンの全人口が約７０万人ですからかなりの集中度ですね。
自転車はほとんど見かけません。これはティンプーに限らずブータン全土が山の斜面に人が住んでいるような国なので、坂が多くて自転車では移動が難しいためだと思います。

交通整理の交差点から２００メートルほど南に時計塔広場があります。周りには様々な店舗があるようですが、開いているのは少ないようです。
時計も正確に４時４５分を指しています。この後、太陽が山に隠れると、あたりは一気に暗くなり、温度も急激に下がってくるようです。そろそろ帰ることにしましょう。

今日はホテルのレストランで夕食です。外国人向けにアレンジしてくれているのでしょうね。それほど辛くはありません。おいしくいただきました。しかし、さすがに一人で全部は食べきれませんね（笑）。

ホテルのレストランでの夕食時には、私以外に欧米人１組しかいません。これをみてもシーズンオフだというのがわかりますね。
しかし、こんな笑顔のブータン人が私一人のために接客してくれるのですから、悪い気はしませんね（笑）。
公の場では、男性はゴ、女性はキラという民族衣装を着るのが普通です。

ホテルプンツォぺルリは国民とともにロイヤル・ウェディングを祝福すると書かれています。
第５代国王、ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃の記念写真がレストラン入り口に掲げられています。

翌日もたっぷり自由時間ができたので、ぶらぶら歩いてみました。でも行くところはそれほどなく、時計塔広場にもまたまたやってきました。
建設中の建物がありますが、数年後どのように変わってますかね？

このあたりがティンプー最大の繁華街なんですよ。車は増えたとはいえ、まだまだのどかなもんです。

時計塔広場や交通整理の交差点にほど近いところに映画館もあったりします。でも現在は閉館中のようですけど。夜になると開くんでしょうかね？

ブータンの正装ゴ・キラ屋さんも当然あります。デザインの違いや今年の流行なんていうのがあるのでしょうかね？
たまたま右端に若い女性が写っていたんですが、普段の遊び着はジーンズなどのカジュアルな服装のようですね。

ブータン人の娯楽について聞いたところ、ナイトクラブなんかもあるようですね。実は、私もティンプーでは行きませんでしたが、パロでナイトクラブに行ったんですよ。そのときに紹介しますね。

「幸せの国」ブータンにもコカ・コーラは進出しています。しかし、本当に、コカ・コーラが幸せを開いてくれるのでしょうかね？逆のような気もしますけど・・・。
ブータンとしては極めて露出度が高いと思われる豊満な女性のポスターですね。若い僧侶がこんなポスターを見て、悟りの境地から迷いの世界に舞い戻らなければいいのですが。。。。