キチュ・ラカン
| 今日は、いよいよブータンでの最終日。パロの二つのラカン（寺院）を訪れた後、空港に向かいます。 |
ホテル・テンジンリンの前の眺め
| 私が泊まったホテル・テンジンリンの２階の窓からの眺めです。パロ北部の山の麓に位置しています。キチュ・ラカンまでは車で１０分ほどのところです。朝は少し煙っている感じがします。朝ご飯の準備で火を使っているせいでしょうか。 |
キチュ・ラカン
| 伝説によれば、キチュ・ラカンはブータンで最も古いラカン（寺院）です。７世紀、チベットを初めて統一したソンチェン・ガンポによって建てられたという伝説があります。 |
キチュ・ラカン
| ソンチェン・ガンポはそれまでチベット全域に大きな力を持っていた魔女の力を封じるために、魔女の体の１０８のツボにあたるところにラカンをつくったのです。 キチュ・ラカンはその一つでした。同じ目的でつくられたブムタン（中部ブータン）のジャンパ・ラカンと並んでブータンで最も古い寺院ということになっています。 |
キチュ・ラカン 中庭のミカンの木
| こんな寒いところでミカンができるのは、この地が霊力豊かな地であり、聖地のパワーのたまものだと地元の人たちは考えているとのことです。 |
キチュ・ラカンをぐるっと一回り
| 時計回り（右回り）に回ります。マニ車を回すのも、寺院をまわるのもすべて時計回りです。 |
キチュ・ラカンの近くの火葬場
| キチュ・ラカンのすぐ裏手に火葬場があります。今、ちょうど火葬が行われているようです。ブータンではほとんどの人が火葬だそうです。この他には鳥葬、土葬、水葬なども行われることもあると聞きました。 |
キチュ・ラカンからの眺め
| このような光景、もう幾度となく目にしてきました。私はこれから何年経っても、この光景を一目見れば、これはブータンだときっとわかると思います。 |
