| 痛恨の極み ヴィシュヌ神像が昨晩盗まれた！ ２００３年３月５日の無惨な姿 |
クバルスピアンでは衝撃的な事件に出くわしてしまったのです。
昨晩から今朝にかけて、クバルスピアンで屈指の有名な等身大のヴィシュヌ神像が何者かによって盗掘されました。真新しい傷が何とも痛ましい光景でした。ここの遺跡管理人と現地ガイドさんも嘆き悲しんでいました。これは、きっとプロの仕業だと言ってました。
こうやって、だんだんと文化財が破壊されていっているのは、何とも痛恨の極みです。
私はこの衝撃的場面を見た最初の日本人であったかもしれません（２００３年３月５日）
２００３年３月４日までの姿はこれです。（どなたか、画像をお貸し願えないでしょうか？）
このままだとあまりにも可哀相です。
↓
↓
さっそく、わざわざメールで画像を送ってくださった方がいました。（２００３年３月２０日）
ｍｏｍｏさんが送ってくださった画像です。どうもありがとうございました。
２００２年７月にご旅行されていたということです。
こんな立派なヴィシュヌ神像だったのですね。なんとも残念なことです。なお、この写真は、石澤良昭さんの『アンコールからのメッセージ』（山川出版社）ｐ．６２にも掲載されています。以後、この写真が掲載される本はなくなるのでしょうねえ。 |
|
朝日新聞論説委員・隈元信一氏が「盗まれた神」と題して記事にしてくださいました |
次へ
（上流の水たまり）
カンボジアの人々 カンボジアのトップページ アンコール遺跡群
