ATSホテルでハノイ4連泊  静かさで合格!

ホテルの正面玄関                  左側は軍の施設

  

 5階建ての中級ホテルです。ファングーラオ通りの行き止まりにあり、大変静かなホテルです。歴史博物館の南側に位置し、歴史博物館まで徒歩3分ほどで行けます。市劇場までだと徒歩5分ほどで行けます。
 ここを拠点に3日間歩き回る予定でした。ところが、実際の歩きは2日間で断念。2日間歩きっぱなしで、さすがに足が疲れ、3日目は急きょこのホテルのフロントに頼み、ハロン湾1日クルーズに参加し、骨休みとしました。
 このホテルで一番良かったことは静かなことです。その理由は、前の道路が行き止まりの道路であり、このホテルに来る以外の車やバイクの通行がないからです。ベトナムの大都市では、ホテルの立地条件として、静かさが大きなメリットとなると思います。
 ハノイには旧市街や大通りに面した場所にもたくさんホテルがありますが、とても騒々しいのではないかと気になります。このホテルだと静かでぐっすり眠れます。そして、頼まなくてもモーニングコールをしてくれます。・・・(???)。
 これには訳があるんです。隣の軍の施設から突如ラッパの音が聞こえてくるのです。それは、忘れもしない(!)午前5時30分です。このラッパの音が少し早めのモーニングコールとなります(笑)。


ホテルの前は軍の施設                     ホーチミンの看板

  

 私の宿泊した部屋からの眺めですが、ホテルの前は軍の施設となっています。軍の二つの建物の間から看板が見えていました。拡大すると、やはり、ベトナム建国の父ホーチミンの絵が描かれていました。
 ホテルの入り口のすぐ手前に軍のチェックポイントみたいなものがあるので、治安面でも安心できるホテルかもしれません。


ハノイ最初の朝食 フォー                 ハノイ最後の夕食 ミー

  

 ハノイでの最初の朝食はフォー。牛肉(ボー)入りのフォーなので、フォー・ボー。牛肉入りうどんのようなものです。この他、パンやサラダなどと一緒に食べました。毎日、このフォーボーは食べていました。なかなかでしたよ。
 さあ、朝の8時からハノイの街の散策に出かけましょう。行く前から歩くコースは大体考えていました。ハノイ中心部は鉄道がほぼ南北に通っていて、ハノイの街を東西に分けているような造りになっています。そこで、1日目は線路の右側(東側)、2日目は線路の左側(西側)を歩くつもりでした。3日目は行き残したところに行く予定でしたが、上で述べたように、足の疲れのためハロン湾1日クルーズに変更しました。

 その2日後、ハノイでの最後の夕食はハロン湾から帰ってきた後、午後9時過ぎにこのホテルでとりました。ミー・サオ・ゾン。野菜と肉入りの焼きそばのようなものです。これにハノイの地ビール、ハノイ・ビールを1本飲んで7万ドン(約500円)ほどだったと思います。
 支払いをしようとすると、ウェイトレスさんから思わぬプレゼントを頂きました。焼き芋です。日本のものと同じ焼き芋です。これはウェイトレスさん自身が食べるためのものだったようですが、閉店間際の午後10時前、お客は私一人しかいなかったので、分けてくれたのでしょう。こんな些細なことが旅の印象を良くしてくれるものです。ベトナム関係者の皆さん、よく聞いておいてくださいね(笑)。良い気分になったところで、翌朝早くラオスの首都ビエンチャンに飛びましょう!

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