ホアンキエム湖
湖の小島にある玉山祠 と 玉山祠に渡る赤い橋
| リータイトー公園から西にディンティエンホアン通りを横断し、ホアンキエム湖岸にやってきました。ホアンキエム湖はハノイのほぼ中心部にあり、湖岸を歩いて一周すると４０分ぐらいかかります。実際、一周してきました。前に見えるのは玉山祠（ぎょくさんし）と湖岸から玉山祠に渡る赤い橋です。（この後、行きます。） |
湖岸で見たもの
| 【左】体重量り屋さんも健在です。体重だけでなく身長も測れます（笑）。でも、暇そう。 【右】体操？をする女の人。こういった場面もちらほら見かけました。あちこちで、一人で太極拳みたいなポーズをとってました。 |
あと目にするものといえば・・・・・こればかり・・・・
| 二人だけの世界にどっぷりと入っているようです。近くを通っても全然気にしません。昼間でこれですから、夜にもなるとこの辺はどうなるのでしょう？ベトナムの若者は熱いです。皆さん、人目を気にすることなく、激しく愛し合ってます。湖岸はカップルのデートスポットになっているみたいです。 |
| 「ハシムの世界史への旅」としては、愛し合うベトナム人民を撮るのが目的ではありません。しかし、濃厚な愛し方に見とれて、うっかり任務を忘れかけてました（笑）。 遅まきながら、ベトナムの歴史に関係する亀の塔に注目しましょう。 「ホアンキエム」を漢字で書くと、「還剣」です。返還された剣という意味です。この湖にまつわる伝説に由来します。ベトナムは１５世紀初頭、中国（明）に支配されていました。明を打倒するために漁師のレ・ロイが天に助けを求めました。すると、この湖に住む亀が現れて、魔法の剣をレ・ロイに授けました。レ・ロイはこの剣で明軍を撃退し、ベトナムの独立を回復したのでした。その後、レ・ロイは亀に剣を返しました。これが（還剣＝ホアンキエム）の由来です。そして、レ・ロイは黎朝の初代皇帝、レ・タイ・トー（黎太祖）となります（1428年）。 亀の塔が建っている場所が、レ・ロイが亀に剣を返した場所とされています。 ホアンキエム湖には二つの小島があります。北の小島（ゴックソン島）には、このページ上の写真の玉山祠があります。南の小島にあるのが、この亀の塔です。 玉山祠には入場料を払い橋を渡って行けますが、亀の塔は離れ小島のため行けません。 湖面に逆さに映る景色もなかなかです。 |
