パルミラ（２） シャーム・パレス・パルミラ
| さて、今日はいよいよ昨日アラブ城から眺めたパルミラ遺跡を自分の足で歩いてみましょう。その前に宿泊したホテルを少し紹介しましょう。当サイトはホテルの紹介をするものではありませんが、このホテルは遺跡と関連が深いので特別です。 ホテルはパルミラ遺跡のすぐ近くにあります。というより、遺跡の中にあるといってもおかしくありません。ホテルから東に１キロ余り行くと、列柱道路やベル神殿のある遺跡中心部ですし、ホテルから西を見ればそこは＜墓の谷＞であり、塔墓が建っているのが見えるのです。 シャームパレスホテルはシリア全域をカバーする唯一のホテルだということはシリア入国の際に知りました。シリア最大の観光地、パルミラにも当然あります。もちろん快適に過ごせる立派なホテルです。建物内部は今回の旅でよく目にするコリント式の柱が印象的です。 |
塔墓 と ナツメヤシ（宿泊した部屋からの眺め）
| 【左】。ホテルの西側は「墓の谷」。塔型の墓がいくつか見えています。その背後は建設中の新しいホテルかな？ 【右】ホテルの周囲はナツメヤシが生い茂っています。 |
ラクダ と プール（プールの向こうはもう遺跡の中心部）
| 【左】ラクダも朝の散歩か、ホテルの広い敷地内を歩いています。ここパルミラはまるでラクダの動きに合わせたかのように、時間もゆったりと流れているように感じます。 やはり、この地域のラクダはヒトコブラクダですね。ラクダには、西アジア原産のヒトコブラクダと中央アジア原産のフタコブラクダがあります。私はラクダを見るたびに、コブが一つなのか二つなのかが気になります。少し変ですかね？（笑） 【右】プールの向こうの屋根越しに、パルミラ遺跡の列柱道路とベル神殿がうっすらと見えています。このホテルはパルミラ遺跡中心部から１キロあまり西の所にあるのです。歩いても行けそうです。ぶらぶら歩いてると、ひょっとすると地元の人々の笑顔に出会ったりできる機会もあるかもしれません。ラクダの糞なんかも気にしながら、歩くのもいいかなと思っていました。でも、すぐそこまでですが、バスで連れて行ってくれます。 こんな楽な旅、癖になりそう。この旅行社、いろんな点で、少し過保護な面もあります。これに慣れてしまうと、他の旅行社では行けなくなるのではないかと少し心配（笑）。 でも、今日は朝８時に出発し、昼食時間の１２時半までずっと歩くわけですから、楽できるところは楽しておいたほうが良いのかな？ さて、いよいよこれからパルミラ遺跡に出かけてみましょう。 |