大連港：旧満鉄大連埠頭事務所の屋上から眺めた埠頭待合所
| 次に大連港にやってきました。今、写真を撮っている場所は旧満鉄大連埠頭事務所の屋上です。この建物は１９２６年に竣工しました。当時はこの７階建ての建物が大連一の高層建築であったといわれます。旧満州にやってきた日本人たちが真っ先に目にしたのがこの建物だったのです。現在でも中国の港湾施設として利用されています。ただ、このように観光客用に屋上だけは開放されています。そして、そこでは本や土産物を売る人たちが熱心に商売をしています。 大連港そのものも、ロシアが建設したものを日本がさらに拡張したものでした。画面すぐ左側には鉄道の駅があります。港から満鉄に直結されています。 大連港に上陸した人のなかには、この地に住み着いた人たちも当然いるでしょう。そこで、大連に日本人街もできました。では、旧日本人街に行ってみましょう。 |
