南山風情街 大連の旧日本人街
| かつては、ここ大連の南にそびえる南山の麓に日本人街があったようです。ここに、満鉄や関東軍のお偉方も住んでいたのです。例えば、１９２８年の張作霖爆殺事件の犯人＝河本大作の邸宅もここにあったようです。 （参考文献） 西澤泰彦 『図説 大連都市物語』 河出書房新社 1999年8月20日初版発行 ところが、今では全く趣を異にしています。道の片側は観光客用の土産物屋が並んでいます。さらに、真新しい高級住宅の建て売りもやってるようです。 |
| 南山風情街には１９９９年３月１８日付けの碑があります。当時の党総書記兼国家主席であった江沢民の手によるものです。それにはこう書かれています。 「百年風雨洗礼 北方明珠生輝」 大連の街ができて１００年。ロシアや日本による風雨にもさらされたが、今では北方の珠のように光り輝いているという意味でしょうか。  夜にぼんやり、ホテルで過ごすのはもったいない感じがしますね。中山広場まで歩いていきましょう。 |
