トゥルム遺跡

カンクンから車を猛スピードでぶっ飛ばし、約1時間半でトゥルム遺跡に到着です。トゥルム遺跡はマヤ文明の遺跡ですが、他の遺跡と違った点があります。それはこの遺跡は海に面した遺跡だということです。カンクンからトゥルム遺跡に行く道沿いはカリブ海に面したリビエラ・マヤのリゾート地があります。この間豪華なリゾート型ホテルなどを多く目にすることができます。


遺跡から離れた場所にあるチケット売り場　　　　　機関車みたいな車に乗って遺跡入り口に向かう

　　　

トゥルム遺跡はトゥルムの町から少しはずれた場所にあります。木で囲まれたチケット売り場でチケットを買い、その前に駐まっている機関車みたいな乗り物に乗って遺跡の入り口に向かいます。この乗り物に乗らなくても、歩いて10分ほどでも遺跡入り口に行けます。


植物園？

遺跡入場口から遺跡内に入り、最初は植物園かと思えるような小道を通って行きます。


マヤ・アーチ

　これまで見てきた多くのマヤ遺跡と同様に、マヤ・アーチを目にすることができます。こういったアーチをくぐり、いよいよ遺跡内部に入っていきます。トゥルムは三方（北・西・南）を城壁で囲まれ、残りの一方（東）をカリブ海で囲まれた城壁都市でした。

トゥルム遺跡はマヤ文明の後古典期後期（１３〜１６世紀）の遺跡です。マヤ文明のなかでは最も遅い時期の都市です。

マヤ文明の時代区分については　こちら　を参照してください。


風の神殿（左） と エル・カスティージョ（右）

この地点で初めて遺跡の後方にカリブ海を眺めることになります。


エルカスティージョとその下のビーチ

遺跡とビーチ・・・絶妙の組み合わせですね。


ビーチに降りてみる

ビーチでゆったりと過ごしたり、泳いでいる人たちもいます。


フレスコ画の神殿

マヤの神様がフレスコ画で描かれているらしいのですが、詳細は不明。


降臨する神の神殿

エルカスティージョの北側にある小さな神殿。天から降臨する神様のレリーフがあります。


天から降臨する神のレリーフ

上の方に神様の足がありますね。降臨するというより、天から墜落しているみたいにも見えますが（笑）、これが神様だそうです。


大宮殿

遺跡のほぼ中心部にあります。

大宮殿　別角度から

フレスコ画の神殿（左）とエルカスティージョ（右）

遺跡で見つけたイグアナたち

　　　

　　　

　トゥルム遺跡にもイグアナがたくさんいます。イグアナは思ったよりもゆっくりと動くし、地面の色とよく似た色をしていることもあり、うっかりすると、踏みつけそうになることさえあります。


　これでメキシコ旅行の全日程は終わりです。この後いったんホテルに戻り、帰国の準備をすることになります。
　帰国に際して思わぬハプニングに見舞われました。メキシコシティから成田に向かう便に乗り遅れたのです。そして、翌日フランス・パリ経由で関西空港に戻ってきました。そのいきさつについては　こちら　をお読みください。

　　　

メキシコ旅行記：完