大西瀧治郎（神風特別攻撃隊創始者）平和記念碑

その手前にある鳥居

マバラカット東飛行場の神風平和祈念公園から車で１０分ほど走ってやってきました。
ここには神風特攻隊の創設者、大西瀧治郎の記念碑があります。
その手前にも立派な鳥居があります。
日本を離れて鳥居を見るのは違和感があります。


鳥居から少し坂を上る

大西瀧治郎の記念碑は小高い丘を少し登ったところにあります。
あたりは近所の子どもたちの遊び場にもなってるようです。
現地ガイドの鈴木氏は、以前ここに来たときには前の道路は舗装されていなかったが、今はきれいに舗装もされていてびっくりしたと言っていました。


大西瀧治郎の記念碑

このすぐ隣には一般民家があって、どうやらここも民間人によって世話されているような感じを受けました。


大西瀧治郎　平和記念碑

フィリピンにはここで見たように神風特別攻撃隊の創設者、大西瀧治郎だけでなく、ロスバニョスで見た「マレーの虎」山下奉文や「パターン死の行進」の責任者、本間雅晴らの記念碑まであります。
彼らは本国日本でよりもフィリピンでの存在感のほうが大きいことにはびっくりしました。
そして、彼らの記念像や鳥居などが造られ、かなり整備され残ってることに少し驚いています。

なお、終戦時には軍令部次長となっていた大西瀧治郎は、玉音放送の翌日（1945年8月16日）、東京の官舎にて自決しています。
どうしてここ（マバラカットの片田舎）に記念碑ができたのでしょうね？