プリア・カーン

「聖なる剣」の意。東西８００ｍｘ南北７００ｍの環濠、三重の周壁を備えている。ラテライト（紅土）の壁にはガルーダ（半人半鳥）がナーガ（蛇）を捕まえている像がある。ジャヤヴァルマン７世がチャンパ軍に勝利した記念に、そしてまた、王の父の菩提を弔うために建てられた。ジャヤヴァルマン７世は熱心な仏教徒であったが、伝統的なヒンドゥー教との融和を願い、ヒンドゥーの神々をも祀る複合的な寺院として造られた。しかし、ジャヤヴァルマン７世の死後には、その後の王の反仏教政策によって仏像の多くは削り取られてしまった。

建立年代：１１９１年
建立王：ジャヤヴァルマン７世

ブリア・カーン遺跡　１〜６

１　西参道

２　ナーガの欄干

３　大きなガルーダ像

４　からみつくガジュマルの巨樹

５　ギリシア風の２階建て建物

６　出会った少女

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