レパルス・ベイ　黄大仙

香港島中環（セントラル）からバスで20分ほど南に走ると、香港島の南岸にでてきます。その一角に美しいレパルス・ベイが広がっています。

レパルス・ベイのはしっこに奇妙な公園があります。そこには御利益のありそうな神像が所狭しと並んでいます。
左端に写っている赤色の橋は長寿橋といって、この橋を渡るたびに寿命が延びるといわれています。

河泊は中国神話の黄河の神です。仏像だけでなく、中国古来の神様などなんでも御利益がありそうなものは拝みます。　

小さいですが、この神が一番好まれているそうです。これに触れると将来お金が貯まるそうです。漢音像のすぐ近くにあります。

漢音像と横並びに建っています。海の守り神、天后（媽祖）です。

天后に関する寺院は東南アジアの海岸沿いの各地にあるようです。

（当サイト内の参考ページ）
　ホーチミンの天后

　マカオ：コロアネ島の天后　　　　マカオ：タイパ島の天后　　　マカオ：マカオ半島の天后

その他にも神様の像がいっぱい・・・・まるで神様のテーマパーク

自分たちの神以外を認めないユダヤ・キリスト・イスラムの厳しい一神教世界と違って、何でも受け入れる世界観は気楽で良いです、笑えます（笑）。

ＲＥＧＡＬ　ＯＲＩＥＮＴＡＬ　ＨＯＴＥＬ　内　の　ＲＥＧＡＬ　ＴＥＲＲＡＣＥ（富豪坊）で昼食

タクシーはトヨタばかり　　　　　　　　　　　　　おもしろい日本語、発見！

街歩きの中でこんなものにも注目していました。

【左】香港のタクシー市場の規模は約１万８千台で、現在トヨタ自動車がほぼ独占しています。そのなか、このほど米フォード･モーターは香港タクシー市場に参入を発表しました。小型商用車「トランジット・コネクト」を香港仕様に改良した独自モデルを投入します。
（参考文献）日本経済新聞2013年10月25日

さて、トヨタ車、どこまで踏ん張れるでしょう？

【右】中国・韓国などでは、ときどき意味不明の日本語に遭遇して考え込んでしまうときがありますね（笑）。

香港島から新界地区にやってきました。香港島の最南部から海中トンネルをくぐって新界に来ましたが、そんなに遠くはありません。
何しろ香港は都市国家みたいなもので、香港全体で東京23区の約2倍ほどの面積しかありません。さらに山地が多いため、人が住めるところは限られてきます。そこで、どうしても上へ上へと延びていくようです。
黄大仙も高層ビル群のなかに埋もれるようにして建っています。

線香の煙とにおいが立ちこめています。また黄大仙付近は占い師の集まった場所があって、店を構えてお客さんを待ち構えています。日本語のできる占い師も何人かはいるようです。

三教とは、儒教、仏教、道教のことでしょう。レパルス・ベイの鎮海楼公園でもみましたが、様々な神様が同居しています。一神教なら考えられないことでしょうが、現世利益のためなら何でもありということのようです。