マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー（シェイフ・ロトゥフォッラー・モスク）
| イマーム広場に面した入り口のイーワンです。ここでも美しいムカルナス（蜂の巣状天井）が迎えてくれます。 シェイフ・ルトゥファッラーはアッバース１世の父タフマースブの時代にレバノンから移住した説教師で、シーア派の教えをイランに広めた人物です。アッバース１世は、後に、彼の娘と結婚しています。 （参考文献）『イスファハン オアシスの夢』p.28 日本放送出版協会 2002年10月30日刊 |
マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラーの入り口からアーリー・ガープー宮殿を眺める
| モスクの重厚な扉の中に一歩入ったところです。そこから先ほど訪れたアーリー・ガープー宮殿を眺めています。 イマーム広場では観光客を乗せた馬車が広場を一周しています。これまでに何回も述べているように、外国人の観光客はきわめて少なく、ほとんどがイラン各地からやってきた人々です。 |
美しいドーム
| モスクの中に入ると、涼しくてくつろげます。上を見ると美しいタイル模様、こんななかで過ごしていると純粋無垢な人間なら信仰心も自然と生まれてくるのではないかと思います。 私は、残念ながら、もはやそんな影響すら受けないほどまでに汚れているのかもしれません（苦笑）。しかし、そんな私ですら、こういった場所では心やすらぐ感じはします。やはり神のなせる技なんでしょうか？ |
主礼拝堂の美しいドーム
| ここのドームは独特の美しさです。中央の小さな穴から差し込む光が絶妙の味を出しているようです。 |
主礼拝堂の側面
| 壁面は８個のアーチ型に分けられています。タイルの装飾がなされています。壁面上部には16個の小窓があり、浮き彫りで装飾されています。 |
ミフラブ
| ミフラブとはメッカの方角を示す壁のくぼみです。アッバース1世もこの前で礼拝していたのでしょう |
イマーム広場を取り囲むバザールで
| シェイフ・ロトゥフォッラー・モスクを出て、イマーム広場を取り囲むバザールを歩いていきます。様々な店が軒を並べています。ここは、いかにもイスラム風を感じさせる時計屋さんです。 |
| こういった肖像画の店もたくさんあります。 |
体重計 職人
| 【左】コインを入れて自分で測る体重計です。右端に缶ジュースが見えていますが、これは私が飲んだものです。一本飲んでいる最中にここに乗って体重を測る人を見かけました。体重測りは今でも商売として成り立つのですね。 私はなぜか体重測り屋さんが気になるんです。少し変ですか？ 国により体重計の形も様々ですが、いつまでこの商売が存続するのか、これは何かの指標にはなりませんかね？ （参照） 中国・大連の体重測り屋さん（2004年） ミャンマー・ヤンゴンの体重測り屋さん（2006年） ベトナム・ハノイの体重測り屋さん（2008年） 【右】金物屋の職人さん 店先で一心不乱に作業していました。 |