ピンチョの丘のオベリスク

　ピンチョの丘にもオベリスクがありました。ピンチョの丘へは、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会の右側の坂道を１０分ほど上れば簡単に行けます。
　元来、このオベリスクは、２世紀にハドリアヌス帝によってアンティノー（ハドリアヌス帝によって寵愛された美少年）を記念して建てられたものです。エジプトのものではなく、ローマ時代の模造品だったのですね。このオベリスクは、１６世紀に発見され、１６３３年には教皇ウルバヌス８世の宮殿に移されています。１８２２年、教皇ピウス７世がここに運んできました。
（参考ＵＲＬ）OBELISKS OF ROME　http://www.romeartlover.it/Obelisks.html
（参考ＵＲＬ）http://www.romeartlover.it/Vasi188.html

ローマで見た２本目のオベリスク＝ピンチョの丘のオベリスク（ハドリアヌス帝のオベリスク）

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ポポロ広場からピンチョの丘の展望台を眺める

ポポロ広場からピンチョの丘の展望台を眺めています。画面左手にある坂道から上って行きます。
展望台からの眺めはこんな感じでした。


ピンチョの丘の上は、なぜかナポレオン１世広場

　　　

【左】ピンチョ丘の展望台がある広場は､ナポレオン１世広場です。あの有名なナポレオンの名前がついていますが、なぜこういう名前になったのかは知りません。ナポレオンのイタリア遠征に関係するのでしょうが、ナポレオンとピンチョの丘との関連がわかりません。

【右】自動車を改造した屋台が出ています。ローマの観光地にはたいていこういった屋台が出ていて、サンドイッチや冷たい飲み物を売っています。まだ朝が早いので誰もお客はいません。オベリスクに出会うためには、ここからまだ少し奥のほうに歩いていく必要があります。辺りを散策しているときに、私は偶然見つけました。